ギフティ 第三者割当増資や融資により約5億8400万円の資金を調達
写真:©株式会社ギフティ
メールやSNSでURLを送るだけで手軽にギフトが贈れるeギフトサービスを展開する株式会社ギフティは、株式会社ジェーシービー、スパークス・グループ株式会社を運営者とする「未来創生ファンド」、株式会社丸井グループを引受先とする第三者割当増資、および株式会社三菱UFJ銀行からの融資により、総額約5億8400万円の資金調達を実施したことを明らかにした。
ギフティが提供するサービスには、2011年3月にローンチしたソーシャルギフトサービスのgifteeのほか、2014年1月に法人向けに提供開始したオリジナルギフトの販売システム「e-Gift System」、2016年4月にスタートした粗品や景品の配布に使えるデジタルチケット販売サービス「giftee for business」がある。また、2016年5月にはスマホで使える電子地域通貨システム「Welcome! STAMP」を、JCBグループの傘下でギフトカードオペレーション業務などを営むJ&Jギフトと共同で提供開始している。
資金調達の発表と同日、ギフティではJCBとの資本業務提携契約の締結も発表した。提携により、JCBが提供するプリペイド型カード「JCBプレモ」のスキームを活用し、協業に取り組むことが決まっている。JCBでは今春、JCBプレモをカードレスで発注・納品可能なソーシャルギフト「JCB PREMOデジタル」のリリースを予定している。
今回調達した資金についてギフティでは、ASEANを中心としたeギフト事業の海外展開を見据え、サービス開発と事業体制の強化に充てるとしている。また、JCBとの業務提携プロジェクトの推進資金、未来創生ファンドの出資者であるトヨタ自動車のTOYOTA NEXTでの協業プロジェクト資金などにも充当する予定だ。
お気に入りのお取り寄せギフトを、友人に気軽に送ることも可能になるだろう。
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